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「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
面白い見方。
(2009-01-08)
結婚対象としてはいけない女性の類型化とその表現が少々センセーショナルな書き方をしていますが、参考文献も記載しているように乱暴な筋の立て方はしていません。巷で非難されている男性を擁護している立場から書かれています。著者は、女性なので意外と公平な立場から書かれているといえるかも知れません。
類型化の表現と内容は、大変興味深く読めます。女性の多くは、このような類型化に当てはまらないとしていながら、筆者からみると確かにそのような女性に心当たりがあります。筆者は、バブル期とロスジェネの狭間の世代に属していますので両方に関して詳しくは知りませんが、身近に観察することはできました。
この本と女性の立場から書かれた本を併せて読むことにより、次のようなことが浮かんでくると思います。「相手を気遣うことのできない人は、男女に限らず相手にとって良いパートナーとはなれません」。
「責任をとらされる側」からの反論
(2009-01-02)
『「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)』に始まる、今時の結婚難をあつかった本がブームになっている。今や、結婚は自らアクションを起こさなければできないという時代に突入してしまった。そんな中、それらの論調といえば「“男”の責任感の欠如」「“男”は女を口説けない」「“男”は相手に妥協しない」など、大抵は男の側の非を強調するものだった(前述した婚活時代はその典型例)。本書は今までのそういった結婚難言説を疑い、結婚しない世代として特にロスジェネ世代に焦点をあてインタビューを敢行。統計などを交えながら、男たちが結婚できない本当の理由を探る。
この手の本は、読者に女性が多いからか「責任をとらされる側」である男の言い分を聞くものが少なかった。それだけに、それを取り上げたことだけでこの本の存在価値はある。特に第一章のインタビューには驚愕。ロスジェネ世代は生きることに必死なのである。しょっぱなの実例「図書館で恋愛本を読破する派遣コールセンター男」なんか、見出しの文字を目にしただけで涙がちょちょぎれる思いにかられたのは僕だけだろうか。男は結婚する意思がないのではない。したくてもできないのだ。
そのほか、女性との接し方を学ぶために風俗を利用するのを勧めているところも、女性的な価値観で男をも語ろうとする多くの女性論者には珍しく、本書の評価できるところだ(ただ細かいことをいうと、「現実の女に向き合えなくなり、アダルトビデオに」「ハマる」(123p)と筆者は論じているが、彼女がいてもいなくても、AVを見る男は見るのである。そういうところは、女には絶対的にわかってもらえないんだろうなー)。
むしろ、この本を執筆きっかけになったとされる第二章「結婚してはいけない13の女」のほうが、内容の点で蛇足になっている感がある。ネット上で話題になって知っていたのだが、「ギーク女」とか「超エコ女」など、次から次へと欠陥女が紹介され、なんというかそのぉー・・・、『30女という病――アエラを読んでしまう私の悲劇』もそうだったように、なにかこういう分類自体が、「業界内輪受け」を狙ったものにしか見えず、その外にいる人間からすればあまり興味を惹かれない。この章がメインになった本であったら、正直そこまで面白くはなかっただろう。
これを読んで僕は決意した。一回や二回女の子にふられても恋愛をあきらめないということを。就職と同じく若いうちに、なるたけ若いうちにパートナーをゲットしておくべきなのである。
僕は先達のロスジェネ世代からそれを学んだ。
ロスジェネ男の気持ちを代弁してくれます。
(2008-12-16)
普通なら絶対にこの手の本を手に取ることはありませんでした。
どうせまた、「男がだらしない」「男が悪い」など、
男をバッシングする本だと思ったからです。
ただ、ある雑誌の新刊本の紹介コーナーを見て、これが結婚できない男を
非難するものではなく、むしろ応援するものだと知って興味を持ちました。
実際に読んでみると、「よくぞ言ってくれた!」というようなことが
たくさん書いてありました。女性が書いたとは思えないくらいです。
私自身も30代後半の負け組ロスジェネ男です。
すでに恋愛も結婚も諦め、2次元の世界にささやかな幸せを求めています。
他の購入品のレビューを見れば分かると思います。(^_^;
「女はイケメンか金持ちにしか興味を持たない」
「派遣や契約社員なんて問題外」
「貧乏男には女性にアプローチする資格もない」
などと普通に思っていました。恋愛経験もないくせに・・・
でも、本書によればこういう女性が必ずしも多数派ではないようです。
マスコミが面白かって上澄みだけど取り上げるので、誤解している
のかもしれません。これが本当なら少しは気持ちが楽になります。
しかし、女性に罵られ傷付けられて、自己防衛のためにあえて現実の女性を
無視する男が増えた結果、今度は口説かれなくなった女性が婚活なる行動を
起こしているというのも、なんとも不思議な話です。
まだ、手遅れではない人はこの本を読んで頑張ってみるのもいいと思います。
すでに諦めの境地に達している場合には慰めにしかなりませんが・・・
それでも本書を読んでみて良かったです。
痛快!よくぞ言ってくれました!
(2008-11-29)
正直言って、内容は薄いと思いました。特に、「結婚してはいけない13の女」は、初出が夕刊紙だけあって、読みやすいといえばそうですが、一冊の本にまとめるには中身が少々お粗末というかんじです(楽しく読めましたが)。
ですが、最近の結婚難については、とかく「男がふがいないのが悪い」という論調が主流ですが、この本はあくまでも男性の側に立った記述がよいと思います。そういう企画を立てた時点で、この本は読む価値があると思います。
類書に『「婚活」時代』(山田昌弘・白河桃子)があり、私も読みましたが、「婚活〜」ではいろいろと書かれてはいるものの、やはり「近頃の男はだらしない」という考えに貫かれています。私が思うに、「男女平等」というものの、なぜここまで男性がボロクソに言われるのか?が疑問でした。
今から考えると、普通の男性はそう簡単には「弱音を吐かない」ものです。むしろ、一般的に言って女性の愚痴を受け止める度量があると思います。いくら時代が男女平等とは言え、男が女の悪口を言うなど、男の風上にも置けないという考えがあると思うのです。
と、それをよいことに女性たちは「今の男はああだこうだ」と非難する、しかし男は反論しない、女性はますます声を上げる、・・この繰り返しで、「最近の女性は強くなった、それに比べて男性は・・」となるのではないでしょうか。
その意味では、結婚難について、男性女性双方の事情を知るには、この本はよいと思います。
ただ、この本だけでも偏りがあると思うので、上にあげた『「婚活」時代』とセットで読むとよいと思います。
というわけで、内容の評価は星2つなのですが、発想がよく、楽しめたので一つプラスして星3つです。
それでも、神にも仏にも女にも見離された毒男は、世界のために結婚してはならない。
(2008-10-22)
命を9年他の人より短くさせようが、結婚をしてはならない。
結婚することの目的が「独身男が長く生きるため」というものほど身勝手なものはない。
自我が肥大したロスジェネ女を批判するべくもない。
大した目的もないのに、結婚してしまってはお互いの未来だって危うい。
始めから余った男は篩に掛けられているのだ、あぶれた毒男は何をどうやっても無駄である。
本書は飽くまでも結婚に可能性を見出せている人の為のものだ。
女は顔を気にしないとか、普通の生活を望むとか、聞き上手であれとか、あまりにも陳腐な言説だ。それで救われるならこの世の中には誰一人として独り身は居なくなる筈である。
データの採集はいいのだが、そのデータに零れ落つ例外とてあるのだ。
確率論で可能性を見出すのは誰しもが蓋然性に与れるという幻想を抱きかねない。
例外は、存在する。
ロスジェネの非婚が例外なのに、それすら零れる「告白することがありえない人」等へのアドバイスが貧困である。
残念ながらそうした例外への対策は前述の「早死に論」と後述の「風俗でスキルアップ」しか書かれていない。
そういうところで練習しろというのも、暴論である。
風俗は顧客を獲得するために快楽を考慮し刹那主義の商売を優先するところである。所詮商売である。結婚を夢見るロスジェネ男は店の恰好の餌食になり下がる。
結局、批判している「白河の『婚活』」となんら変わらないのである。男がスキルアップせねばならぬという。もちろん結婚のために努力すべきだが、本書でも書かれている通り、過度な恋愛や結婚の競争から降りた男たちを褒めるべきでは?
喪男、毒男、キモメンが競争に参加したところで咬ませ犬にもにならず、却って邪魔なだけである。
繰り返すが本書は飽くまでも、これから結婚しようと努力するロスジェネに向けた本である。
こういう人にはなりたくない、こういう人になりたいというサンプルとしては良質である。
喪男毒男キモメンキモオタは例外中の例外なので、本書を参考にして結婚しないようにすべきでしょう。
おすすめ度:
面白い見方。
結婚対象としてはいけない女性の類型化とその表現が少々センセーショナルな書き方をしていますが、参考文献も記載しているように乱暴な筋の立て方はしていません。巷で非難されている男性を擁護している立場から書かれています。著者は、女性なので意外と公平な立場から書かれているといえるかも知れません。
類型化の表現と内容は、大変興味深く読めます。女性の多くは、このような類型化に当てはまらないとしていながら、筆者からみると確かにそのような女性に心当たりがあります。筆者は、バブル期とロスジェネの狭間の世代に属していますので両方に関して詳しくは知りませんが、身近に観察することはできました。
この本と女性の立場から書かれた本を併せて読むことにより、次のようなことが浮かんでくると思います。「相手を気遣うことのできない人は、男女に限らず相手にとって良いパートナーとはなれません」。
「責任をとらされる側」からの反論
『「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)』に始まる、今時の結婚難をあつかった本がブームになっている。今や、結婚は自らアクションを起こさなければできないという時代に突入してしまった。そんな中、それらの論調といえば「“男”の責任感の欠如」「“男”は女を口説けない」「“男”は相手に妥協しない」など、大抵は男の側の非を強調するものだった(前述した婚活時代はその典型例)。本書は今までのそういった結婚難言説を疑い、結婚しない世代として特にロスジェネ世代に焦点をあてインタビューを敢行。統計などを交えながら、男たちが結婚できない本当の理由を探る。
この手の本は、読者に女性が多いからか「責任をとらされる側」である男の言い分を聞くものが少なかった。それだけに、それを取り上げたことだけでこの本の存在価値はある。特に第一章のインタビューには驚愕。ロスジェネ世代は生きることに必死なのである。しょっぱなの実例「図書館で恋愛本を読破する派遣コールセンター男」なんか、見出しの文字を目にしただけで涙がちょちょぎれる思いにかられたのは僕だけだろうか。男は結婚する意思がないのではない。したくてもできないのだ。
そのほか、女性との接し方を学ぶために風俗を利用するのを勧めているところも、女性的な価値観で男をも語ろうとする多くの女性論者には珍しく、本書の評価できるところだ(ただ細かいことをいうと、「現実の女に向き合えなくなり、アダルトビデオに」「ハマる」(123p)と筆者は論じているが、彼女がいてもいなくても、AVを見る男は見るのである。そういうところは、女には絶対的にわかってもらえないんだろうなー)。
むしろ、この本を執筆きっかけになったとされる第二章「結婚してはいけない13の女」のほうが、内容の点で蛇足になっている感がある。ネット上で話題になって知っていたのだが、「ギーク女」とか「超エコ女」など、次から次へと欠陥女が紹介され、なんというかそのぉー・・・、『30女という病――アエラを読んでしまう私の悲劇』もそうだったように、なにかこういう分類自体が、「業界内輪受け」を狙ったものにしか見えず、その外にいる人間からすればあまり興味を惹かれない。この章がメインになった本であったら、正直そこまで面白くはなかっただろう。
これを読んで僕は決意した。一回や二回女の子にふられても恋愛をあきらめないということを。就職と同じく若いうちに、なるたけ若いうちにパートナーをゲットしておくべきなのである。
僕は先達のロスジェネ世代からそれを学んだ。
ロスジェネ男の気持ちを代弁してくれます。
普通なら絶対にこの手の本を手に取ることはありませんでした。
どうせまた、「男がだらしない」「男が悪い」など、
男をバッシングする本だと思ったからです。
ただ、ある雑誌の新刊本の紹介コーナーを見て、これが結婚できない男を
非難するものではなく、むしろ応援するものだと知って興味を持ちました。
実際に読んでみると、「よくぞ言ってくれた!」というようなことが
たくさん書いてありました。女性が書いたとは思えないくらいです。
私自身も30代後半の負け組ロスジェネ男です。
すでに恋愛も結婚も諦め、2次元の世界にささやかな幸せを求めています。
他の購入品のレビューを見れば分かると思います。(^_^;
「女はイケメンか金持ちにしか興味を持たない」
「派遣や契約社員なんて問題外」
「貧乏男には女性にアプローチする資格もない」
などと普通に思っていました。恋愛経験もないくせに・・・
でも、本書によればこういう女性が必ずしも多数派ではないようです。
マスコミが面白かって上澄みだけど取り上げるので、誤解している
のかもしれません。これが本当なら少しは気持ちが楽になります。
しかし、女性に罵られ傷付けられて、自己防衛のためにあえて現実の女性を
無視する男が増えた結果、今度は口説かれなくなった女性が婚活なる行動を
起こしているというのも、なんとも不思議な話です。
まだ、手遅れではない人はこの本を読んで頑張ってみるのもいいと思います。
すでに諦めの境地に達している場合には慰めにしかなりませんが・・・
それでも本書を読んでみて良かったです。
痛快!よくぞ言ってくれました!
正直言って、内容は薄いと思いました。特に、「結婚してはいけない13の女」は、初出が夕刊紙だけあって、読みやすいといえばそうですが、一冊の本にまとめるには中身が少々お粗末というかんじです(楽しく読めましたが)。
ですが、最近の結婚難については、とかく「男がふがいないのが悪い」という論調が主流ですが、この本はあくまでも男性の側に立った記述がよいと思います。そういう企画を立てた時点で、この本は読む価値があると思います。
類書に『「婚活」時代』(山田昌弘・白河桃子)があり、私も読みましたが、「婚活〜」ではいろいろと書かれてはいるものの、やはり「近頃の男はだらしない」という考えに貫かれています。私が思うに、「男女平等」というものの、なぜここまで男性がボロクソに言われるのか?が疑問でした。
今から考えると、普通の男性はそう簡単には「弱音を吐かない」ものです。むしろ、一般的に言って女性の愚痴を受け止める度量があると思います。いくら時代が男女平等とは言え、男が女の悪口を言うなど、男の風上にも置けないという考えがあると思うのです。
と、それをよいことに女性たちは「今の男はああだこうだ」と非難する、しかし男は反論しない、女性はますます声を上げる、・・この繰り返しで、「最近の女性は強くなった、それに比べて男性は・・」となるのではないでしょうか。
その意味では、結婚難について、男性女性双方の事情を知るには、この本はよいと思います。
ただ、この本だけでも偏りがあると思うので、上にあげた『「婚活」時代』とセットで読むとよいと思います。
というわけで、内容の評価は星2つなのですが、発想がよく、楽しめたので一つプラスして星3つです。
それでも、神にも仏にも女にも見離された毒男は、世界のために結婚してはならない。
命を9年他の人より短くさせようが、結婚をしてはならない。
結婚することの目的が「独身男が長く生きるため」というものほど身勝手なものはない。
自我が肥大したロスジェネ女を批判するべくもない。
大した目的もないのに、結婚してしまってはお互いの未来だって危うい。
始めから余った男は篩に掛けられているのだ、あぶれた毒男は何をどうやっても無駄である。
本書は飽くまでも結婚に可能性を見出せている人の為のものだ。
女は顔を気にしないとか、普通の生活を望むとか、聞き上手であれとか、あまりにも陳腐な言説だ。それで救われるならこの世の中には誰一人として独り身は居なくなる筈である。
データの採集はいいのだが、そのデータに零れ落つ例外とてあるのだ。
確率論で可能性を見出すのは誰しもが蓋然性に与れるという幻想を抱きかねない。
例外は、存在する。
ロスジェネの非婚が例外なのに、それすら零れる「告白することがありえない人」等へのアドバイスが貧困である。
残念ながらそうした例外への対策は前述の「早死に論」と後述の「風俗でスキルアップ」しか書かれていない。
そういうところで練習しろというのも、暴論である。
風俗は顧客を獲得するために快楽を考慮し刹那主義の商売を優先するところである。所詮商売である。結婚を夢見るロスジェネ男は店の恰好の餌食になり下がる。
結局、批判している「白河の『婚活』」となんら変わらないのである。男がスキルアップせねばならぬという。もちろん結婚のために努力すべきだが、本書でも書かれている通り、過度な恋愛や結婚の競争から降りた男たちを褒めるべきでは?
喪男、毒男、キモメンが競争に参加したところで咬ませ犬にもにならず、却って邪魔なだけである。
繰り返すが本書は飽くまでも、これから結婚しようと努力するロスジェネに向けた本である。
こういう人にはなりたくない、こういう人になりたいというサンプルとしては良質である。
喪男毒男キモメンキモオタは例外中の例外なので、本書を参考にして結婚しないようにすべきでしょう。
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